お客が集まるオンラインコンテンツの作り方。Twitterをただのバカ発見器の最高傑作で終らせない

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お客が集まるオンラインコンテンツの作り方。Twitterをただのバカ発見器の最高傑作で終らせない

 今日は「お客が集まるオンラインコンテンツの作り方。Twitterをただのバカ発見器の最高傑作で終らせない」です。

 少し前のこと、私(アン・ハンドリー)はアルメニア旅行に持っていくデジタルカメラを買うことにした。(中略)

 そこで私に降りかかった問題は、予算に見合った商品を見つけられなかったことではない。多すぎる選択肢の中から、どれを選べばよいのかわからなかったことだ。(中略)

 このときは、インターネットでカメラメーカーのウェブサイトにアクセスし、いくつかのカメラの機能を比べたり、製品レビューを読んだりした。さらに、Twitterなどのソーシャルネットワークで友人やフォロワーにアドバイスを求めてもみた。

 そうこうしているうちに、私の検索内容が、コダックの当時の最高マーケティング責任者(CMO)、ジェフェリー・ヘイズレットの目に留まった。彼のチームはTwitter上で私のような消費者の検索動向をモニターしている。

 ジェフェリーはTwitterを通して私に直接連絡してきて、自分の会社の入門者用コンパクトデジタルカメラ「イージーシェア」を推薦した。そして、もし私がデジタルカメラについて知りたいことがあれば、いつでも相談に乗ると付け加えた。

 時価総額76億ドルの大企業のCMOが、ひとりの消費者に直接連絡をとったのだから、これはすごいことだ。だが実際に起こっていることは、単にすごいだけではない。

 アルバイトをしている従業員が勤務中に悪ふざけした写真をTwitterに投稿する。その登校が拡散され、ネット上で炎上する。そして、それらのアルバイトを抱える企業が相次ぎ謝罪をする。こうした、通称「バイトテロ」と呼ばれるネット炎上事件が相次いで起こりました。

 これらの連続した事件をきっかけにTwitterの“機能的価値”の一つに「バカ発見器」が加わり、ネットの世界ではTwitterを「バカ発見器の最高傑作」とも呼ぶ声も多くあります。

 若いアルバイトを多く抱える飲食業界や、コンビニ業界を悩ませたこれらの事件ですが、ビジネスやマーケティングに関わる人間はこのニュースを単なるニュースとして受け流すことはできません。ここには、マーケティングに活かせる要素が隠れています。

 例えばYahoo!のリアルタイム検索。その名の通り、リアルタイムでTwitterやFacebook上のつぶやきや投稿を検索することができます。地震が起きた場合にリアルタイム検索で“地震”と検索するのは、もはやTwitter住民の習慣の一つ。どこよりも早くすばやく情報を検索することができます。

 また、例えば「あなたの最寄り駅名+ラーメン」とリアルタイム検索すれば、SEOや企業のマーケティング、ステルスレビューに惑わされることなく群集のリアルな評価(声)からラーメン屋を開拓することもできます。

 気軽につぶやけるTwitterやFacebookの本質の一つは、「これまで表面に出てこなかったユーザー(群集)の生の声を“目に見える形にするツール”である」こと。企業やマーケティングの観点からみれば、これらのツールはその活用次第で非常に有用なものとなります。

 TwitterやFacebookが登場する前は、そのまま消えてなくなってしまっていたはずのユーザーの声が目に見える形で残る。しかもYahoo!のリアルタイム検索やハッシュタグを使ってそれらの“声”を抽出することもできる。Twitterは単なる「バカ発見器の最高傑作」ではなく、ユーザーの声を発見する最高傑作でもあるのです。

 例えばあなたが何かのキャンペーンを仕掛けたとする。それが人の感情を揺り動かすものであればあるほど、そのキャンペーンの反応は即座にTwitterやFacebookのつぶやきとしてフィードバックされる。ポジティブな反応もあれば、もちろんネガティブな反応もある。

 全てのユーザーがこれらのソーシャルメディアを使うわけではないので、これらの拾えた声は氷山の一角にすぎないかもしれない。それでも、それらの声を一つひとつを丁寧に拾っていくことで、TwitterやFacebookが登場する前には聞こえなかったユーザーの声に耳を傾けることができる。

 ビジネスをしている人間であれば、そこからアイデアが無限に浮かぶはず。

 それらのフィードバックをまとめてFAQを作ってもいい。バージョンアップの改善案とすることもできる。本書で紹介されているように、おすすめ商品を紹介して背中を押すことができるかもしれない。ネガティブな反応を丁寧に拾えば、大規模なリコールや、ブランディングを傷つけてしまうような大損害を未然に防ぐこともできる。

 さて、あなたはTwitterを「バカ発見器の最高傑作」以外にどんなツールとして活用するでしょうか?

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お客が集まるオンラインコンテンツの作り方

商品詳細

2014-10-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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