日本人の知らなかったフリーエージェント起業術。なぜそれをするか?は共鳴する人を強く引き付ける

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日本人の知らなかったフリーエージェント起業術。なぜそれをするか?は共鳴する人を強く引き付ける

 今日は「日本人の知らなかったフリーエージェント起業術。なぜそれをするか?は共鳴する人を強く引き付ける」です。

 “なぜそれをするのか”の主張

 あなたの“誰に何をするのか”の主張に共感する潜在顧客は、感情的、哲学的、あるいは精神的なレベルにおいてあなたとつながりを持つことができるかどうか知りたいと思うはずだ。つまり潜在顧客は、あなたの“なぜそれをするか”の主張──あなたが仕事をする理由、あなたが支持するもの──と自分を結びつけて考えられるかどうかを知りたいのだ。要するに、毎日起きて仕事をする理由である。

 あなたの“なぜそれをするか”の主張に共鳴する人なら、その理由を深いレベルで感じ、まるで磁石のごとく強く引き付けられるだろう。同じ業界に属する人の多くがあなたの“誰に何をするか”の主張に同意するだろう。

 同じように“なぜそれをするか”の主張とキャッチフレーズは、必ずしも極めてユニークである必要はない。ただあなたにとって、そしてあなたが“サービスを提供する運命にある”人々にとって、深い意味のあるものでなければならない。

 「出口治明 ‏ @p_hal 保険料を半分にするから安心して赤ちゃんを産んでほしいと思って、ライフネット生命を立ち上げました。」

 ライフネット生命の代表取締役会長兼CEOである出口治明氏。そんな出口さんのツイッタープロフィールにはこんな一文が書かれています。日本における保険の市場規模はおよそ40兆円。これは保障額ではなく、毎年新規に支払われる保険料です。これだけ多くのお金が毎年保険料として支払われています。

 創業者の出口さんと現社長の岩瀬さんは「例えば、保険料を安くする。仮に市場の1パーセントでも保険料が安くなれば、それだけで4,000億円。10パーセントなら4兆円のお金が保険料以外の有意義な場面で使われることになる」こんな壮大なビジョンを掲げてライフネット生命を経営しています。

 他のネット生保の台頭により、保険料の安さだけでいえば(条件によっては)決してライフネット生命が最安値ではありません。しかし、ライフネット生命は徐々に徐々にその契約数を伸ばしています(保険という超長期的ビジネスモデルを無視して、短期的な目線のみで「新規契約数が減っているじゃん!」というツッコミはここではなしで)。

 なぜ、最安値でもないライフネット生命で人々は契約するのか。もちろん、保険という性質上、財務の健全性や信用も重要な判断基準となります。しかし、それ以上にまさに本書で述べられている「“なぜそれをするか”」に多くの人が深いレベルで共感していることが契約数が増える要因に考えられます。

 ビジネスにおけるキャッシュや利益はあくまで道具(ツール)でしかありません。

車が長い距離を走るのにガソリンがいること。

人間が日々生きるために水や空気が必要なこと。

 これと同じで、ビジネスにおけるキャッシュや利益もガソリンや水、空気のようにあくまで道具(ツール)でしかありません。あくまで手段であり、それが“なぜそれをするのか”という目的となることはありません。

 多くのスモールビジネスは、立ち上げ当時のインセンティブが本来手段であるはずのキャッシュや利益になりがちです。しかし、“なぜそれをするか”の理由が単なる“金稼ぎ”では、誰もひきつけることができない、顧客をファン化していくことができないのと同様に、あなたのビジネスにも手段としてのキャッシュや利益ではなく、目的としての“なぜそれをするか”が必要になります。

 そして、あなたの “なぜそれをするか” の主張が明確になればなるほど、それがあなたの腹に落ちるものであればあるほど、あなたの “なぜそれをするか” に共鳴する人が、その理由を深いレベルで感じる。そして、まるで磁石のごとくあなたのビジネスに強く引き付けられるかもしれません。また、単なる価格競争に陥ることなく、あなただけが提供できる付加価値を感じる顧客を集めることができるのかもしれませんね。

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2014-10-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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