リーダーシップエッセンシャル。何年も壊れていた人間関係も深く心のこもる謝罪で短期間に改善できる。

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リーダーシップエッセンシャル。何年も壊れていた人間関係も深く心のこもる謝罪で短期間に改善できる。

 今日は「リーダーシップエッセンシャル。何年も壊れていた人間関係も深く心のこもる謝罪で短期間に改善できる。」です。

 何年も壊れていた人間関係が、そうした深く心のこもった謝罪によって、比較的短期間で改善されるのを目にしたことがある。一時的な興奮で何かを口走ってしまった時、それが本意でなかったならば、謝罪して、それが自尊心ゆえの行為だったことや、本当は自分がどう思っていたかをきちんと説明しなくてはならない。

 一時的な興奮で口走ったことでも、それが本意であったならば、謝罪の本質として実際に自分の心を入れ替えて、誠意を持って次のように言えるようになるまで反省しなくてはならない。

 「ごめんなさい。傷つける言葉と行いを悪く思っている。今後はそういうことをしないように、言葉も行動も正すように努めるつもりだ」。

 以前、別のブログで、脳というのは500万年の進化の過程で三階層のロールケーキのような構造になっている。三層はそれぞれ、ロールケーキの中心部にあたる脳幹([Crocodile Brain]、またはクロクブレイン)。その周りを覆う大脳周辺系[Mid-brain]、そして一番外側を覆う大脳新皮質[Neocortex]という呼び名で、この三階層にはそれぞれ異なった役割がある。という話を紹介したことがあります。

脳幹は生存に関わる闘争・闘争反応、強い基本的感情を生み出す。

大脳周辺系は、物事や周囲の状況の意味を決定する。

大脳新皮質は、複雑な問題について考え、理性を使って答えを導くことができる。

 といった特徴を持っています。そして、あなたが外界からインプットする情報は全て、クロクブレイン→大脳周辺系→大脳新皮質と中心部から外側の階層に向かって処理されます。例えばライオンに追いかけられた場合に、高度に進化した新皮質にそれを伝えるまでもなく(新皮質は時間をかけてその解決策を考え出す習性がある)、クロクブレインが危険スイッチをオンににして、あなたは考える前にまず“走り出す”ことができるのです。

 あなたが理性を保ち、冷静な判断ができる場合、あなたの脳は三層全てを用い、クロクブレイン→大脳周辺系→そして「複雑な問題について考え、理性を使って答えを導くことができる」大脳新皮質を使って情報を処理することができます。

 一方で、あなたが感情的になり、理性を失い、冷静な判断ができなくなるとどうでしょうか。この場合、ライオンに追いかけられた時の“それ”と同じく大脳新皮質を使わずに、強い基本的な感情(脳幹)だけで情報を処理してしまいます。まさに、本書で述べられている“一時的な興奮で何かを口走ってしまった時”がこれに当たります。

 一時的な興奮で何かを口走ってしまえば、冷静に考えて絶対に言ってはいけないような言葉さえ口に出してしまうこともあります。「ハッと我に返った時には取り返しのつかないことをしてしまった後だった」こんなことは人間であれば誰しもあります。

 こんなことになってしまっても、すぐに謝罪・訂正すれば大きな問題になることはありません。しかし、ここで厄介な人間の習性がこれを邪魔します。チャルディーニの『影響力の武器』で言う「コミットメントと一貫性」の法則です。

 人は一度、発言(コミットメント)した意見をなかなか変えようとしません。それが合っていようがいまいが、自分の意見に一貫性を貫こうとしてしまうのです。しかし、この一貫性の法則にそのまま従ってしまえば、いつまで経っても事態は好転しません。当然ですが、ここであなたに求められるのは、一貫性を貫くことではありません。恥を忍んで自分から率先して謝罪することです。

 本書でも言われるとおり、『一時的な興奮で口走ったことでも、それが本意であったならば、謝罪の本質として実際に自分の心を入れ替えて、誠意を持って次のように言えるようになるまで反省しなくてはならない。「ごめんなさい。傷つける言葉と行いを悪く思っている。今後はそういうことをしないように、言葉も行動も正すように努めるつもりだ」』と。

 たった一言のごめんなさいが言えないだけで全てを失ってしまうことがあります。また逆に、たった一言のごめんなさいが言えるだけで、全てを取り戻すこともできるのかもしれませんね。

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リーダーシップエッセンシャル

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2014-10-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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