ハーバードビジネススクールの人間行動学講義。人間に生まれつき備わる衝動の1つは獲得衝動。

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ハーバードビジネススクールの人間行動学講義。人間に生まれつき備わる衝動の1つは獲得衝動。

 今日は「ハーバードビジネススクールの人間行動学講義。人間に生まれつき備わる衝動の1つは獲得衝動。」です。

 生存競争を勝ち抜いて成功するためには、他人よりも成果を上げなければならない。資源の乏しい世界では、生き残りは勝つための努力を常に続けられるかどうかにかかっているのだ。

 従って、すべての人間の心に生まれつき備わっている衝動の1つは、獲得衝動ということになる。われわれはこれを「評価の高い『モノ』や『個人的体験』を探し求め、手に入れ、コントロールし、保持したいという衝動」と定義する。

 進化の過程で、この衝動を持っていた人間だけが生存の重圧(食物、水、住み家、性交渉への基本的欲求に根差したもの)を克服し、自然淘汰を勝ち抜くことができたのだ。

 本書によれば、人類はその進化の過程でより強い欲望を持った個体が淘汰されて生き残ってきたとされています。こう考えると、人類の進化には常に欲望がついて回り、「欲望こそが人間が進化するための原動力になっていた」と考えることができます。

 一方で、現代社会においては欲深い人というのは周囲からあまり良いイメージを持たれません。大晦日に除夜の鐘をつくのは108つあると言われる煩悩(ぼんのう)≒人間の欲を減らすためですし、貪欲(とんよく)は人間の諸悪の根源のうち3つにもなっています。特に日本では、欲を抑えることを美徳としており、欲深いことは罪であるという価値観が一般的です。

 しかし、人間の遺伝子に刻まれた進化の本能は≒欲望の正体でもあるといえ、欲深いことは必ずしも悪いことではありません。むしろ人が成長するためには必要なことなのです。あまりに強く、そして長く欲望を持ち続けることは考えものかもしれませんが、飛行機が離陸するように爆発的な行動力が必要な場合は、欲を抑えるよりもその欲をうまく使って行動していったほうがいいかもしれませんね。

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ハーバードビジネススクールの人間行動学講義

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2014-10-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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