クチコミ客を引き寄せる草の根マーケティング成功戦術大全。待合室での待ち時間を上手く利用する方法

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クチコミ客を引き寄せる草の根マーケティング成功戦術大全。待合室での待ち時間を上手く利用する方法

 今日は「クチコミ客を引き寄せる草の根マーケティング成功戦術大全。待合室での待ち時間を上手く利用する方法」です。

 いったん営業の拠点まで来てもらえれば、費用も時間もごくわずかでメッセージを伝える方法がたくさんある。この機会を利用して、サービスや商品をあなたから買うべき理由をさらに強くアピールしよう。

 たとえば、顧客や患者用の待合室があれば、何号も遅れた『U.S. News&World Report』誌を何冊か置くよりも、自分のビジネスに貢献してくれる読み物を用意したほうがいい。

 もらった推薦状や感謝状をリング式のバインダーにファイルしておけば、なかなか興味深い読み物になると同時に、本当に素晴らしいビジネスだと読者に宣伝までしてもらえる。好意的で適切な記事を見つけたら、額に飾って待合室に飾るようにしよう。もっと良い手は、ポスターの大きさに拡大してしまうことだ。また矯正歯科であれば、矯正装置を外した直後の患者の写真で一方の壁を埋め尽くしてもいい。この「成功者の壁」は、矯正プロセスに関して質問してきた人々に対して協力な宣伝媒体となる。

 マーケターとして様々なサービスを利用すると、ついついビジネスの観点から物事を見てしまうのですが、最近強く思うのが

待ち時間を非常に上手く利用している店舗

待ち時間を全く無駄にしてしまっている店舗

 が大きく分かれるということです。先日ある、がっつり系のラーメン屋さんにいった時のことです。カウンターに座ってその店の名物だという油そばと小さな丼ものを頼むと、料理が出てくるまでのあいだカウンターに貼られた数枚の張り紙が目に留まりました。そこにはこう書いてありました。

「俺とあぶら」について  平成24年9月吉日 店主

1.誕生の経緯

 私は炭水化物が好きです。ラーメン屋に行けば、米も食べたい。どんぶり屋に行けば麺も食べたい。欲張りな人間です。でもラーメン屋さんのご飯は少し前に炙られたかのようなチャーシューに冷たいタレがかかったような「炙りチャーシュー丼」や煮込まれたそぼろみたいなパサパサの「肉ご飯」みたいなものが多く、麺も米もどちらもあったかくて満足したお店は多くありません。逆も然り。どんぶりはとても美味しいのにラーメンはとても普通だったり。

 好みは人それぞれです。「俺とあぶら」のメニューが全て、美味いとは限りません。ただ自分が好きな、他店にはあまりないような「太麺」に、あぶらを使ってもしつこくならない「スープ」、あぶらが乗った「チャーシュー」のラーメンと、あったかくて、味がしっかりとした数種類の「どんぶり」を一緒に食べられる。そんな店を作りたいと思い始めました。

 店主のユニークなメッセージはこの後も数枚の張り紙によって綴られています。油そばと丼ものが用意されるまでの待ち時間で多くを語らない店主の思いやメッセージをいつの間にか読んでしまっている自分がいました。待ち時間にこんな攻撃をされてしまえば他店より愛着が湧きやすいですし、何より今自分がそうしているようについつい誰かにクチコミしたくなるものです。

 クリニックでも美容室でもラーメン屋でも別に待ち時間をやり過ごすためのテレビや雑誌を置く必要がありません。「あのクリニックには◯◯が全巻揃っているから行くんだ」なんていう顧客は多くありませんし、そもそもそれは勝負する場所が違っています。それよりも、本書で紹介されているような顧客の声であったり、前述のラーメン店のようなクチコミを促す店主のメッセージを伝えたほうがずっといいわけです。

 ちなみに、待ち時間を消化させる上で一番最悪なのがあなたの営業成績を称えるトロフィーや賞状を飾っている待合室で顧客を待たせることです。これは別のコラムでも紹介しましたが背後の壁には、額入りの免許証に証明書、記念の盾がかけられ、棚にはトロフィーが並んでいる。こんな待合室では顧客を震え上がらせるだけですので、注意が必要です。

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クチコミ客を引き寄せる草の根マーケティング成功戦術大全

商品詳細

2014-10-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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