これからコンテンツマーケティングについて学びたい初心者には、手始めに取りかかりやすいビジネス書。

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カスタマーレビュー

これからコンテンツマーケティングについて学びたい初心者には、手始めに取りかかりやすいビジネス書。

13人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★☆☆ これからコンテンツマーケティングについて学びたいという初心者には手始めに取りかかりやすい本。
2011/07/26 By R. Ramirez
レビュー対象商品: お客が集まるオンラインコンテンツの作り方

 概要:
 『お客が集まるオンラインコンテンツの作り方』は全282ページ、ビジネスにおいてオンラインコンテンツの価値がどれだけ高いか?に言及した本。いかに顧客を惹きつけるコンテンツを作り、顧客とのつながりを作ってそれを維持するのか。あるいは、いかに首尾一貫したブランドを作るか。いかにそれらの要素を用いて企業の成長を促すのか。こういった見地からコンテンツの重要性を紹介している。

 本書は大きく分けて4つのパートから構成されている。第1パートは“コンテンツ・ルール”とその論理や重要性を話しながら基礎を身につける内容になっている。第2パートは、ブログやポッドキャスト、電子書籍など異なる様々なオンラインコンテンツを組み合わせて活用する方法を紹介している。第3パートでは、良く考えられ、読者がすぐに実践可能な数多くのコンテンツ戦略のケーススタディーが紹介されている。第4パートと本書の巻末には著者から読者へのメッセージがある。

内容:
 著者たちが紹介してくれる“コンテンツ・ルール”に加えて、本書自体も「良いコンテンツとはなんぞや?」をそのまま体現している一つの事例のように思う。ヒントという形でためになるアドバイスが提供され、他者からの推薦状がついていて、参考書としての機能価値がある。さらにはサクセスストーリーがあり、全ての章立てにおいて統計的なデータも用意されている。読者は本文中に紹介されるガイダンスやアドバイスに従って、自分自身の状況に合わせたコンテンツ戦略を組むことができる。

 本書の中心となるコンセプトは、コンテンツマーケティング。一般的にはコンテンツマーケティングを行なう企業や個人は、コンテンツを通じて顧客に対して自分たちの商品やアイデアに関する“気付き”や“取っ掛かり”を作り出すことができる。ターゲットとなる見込顧客に対して定期的にコンテンツを作り、配信することは、この分野で成功するためのカギとなる。

 本書の構成はアイデアがリスト形式で紹介されていたり、Q&A形式で紹介されていたり、一冊の本の中にぎゅっとそれらが詰め込まれている感じ。また数多くの小テーマが存在し、いくつかは率直な意見だし、いくつかは風変わりなものもある。

文体:
 ちょうど著者たちが本書の中で「読者に興味を持ち続けてもらうために、オンラインコンテンツもそうあるべきだ」と言っているように、本書は基本的に話し言葉で書かれている。時にユーモアも交えながら素晴らしいアイデアを紹介してくれる。もちろん説教じみたり、無駄に長くなるのを避けながらね。

まとめ:
 もしあなたが、これからコンテンツマーケティングについて学びたいという初心者であれば、本書は手始めに取りかかりやすい本だと思う。コンテンツマーケティングの概念について良く知る人であっても、「他の企業がコンテンツマーケティングの原理原則をどのように活用しているのか?」その深い洞察を得ることが可能だと思う。もちろんそこから自分自身の戦略をより良くヒントが掴めると思う。

 なかには、コンテンツマーケティングを学ぶことに全く興味がない人もいるかもしれない。それでもなお、自分自身のウェブサイトを持つことに興味があれば、その場合でも本書は役に立つ。なぜならウェブサイトは、狙った読者を惹きつけるために、何らかのコンテンツを必要とするからだ。

 この本を読む時は、ノートパソコンを近くに置いておきたくなると思う。本書はウェブサイトやブログ投稿、ツイッターフィードなどにも言及しているからね。本書は素晴らしい事例と情報源に溢れた一冊。きっと読みたくなると思う。

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お客が集まるオンラインコンテンツの作り方

商品詳細
2014-10-13 | Posted in 未分類No Comments » 

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