著者が最新の研究結果をもとに購買選択のストレスを軽減させる方法を紹介してくれる点が素晴らしい本。

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カスタマーレビュー

著者が最新の研究結果をもとに購買選択のストレスを軽減させる方法を紹介してくれる点が素晴らしい本。

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★★★★★ 著者が最新の研究結果をもとに購買選択のストレスを軽減させる方法を紹介してくれる点が素晴らしい本。
2004/01/09 By Janet Boyer
レビュー対象商品: 購買選択の心理学

 私たちが生きる世界には、身の回りに選択肢が数多く存在している。ジーンズを選ぶとき。自動車保険を選ぶ時。食料雑貨を買うとき。長距離電話会社を選ぶとき。コーヒー1杯を注文する時。どの宗教を信仰するのか、などなど驚くほどたくさんの選択肢に日々直面している。

 ちょうど先週末、私は夫と一緒に故障した乾燥機の代わりに新しいモノを買いに出かけた。ただ、いざ家電製品コーナーに足を運ぶと、数えきれないほどの乾燥機がそこに並んでいた。デジタル式の乾燥機に絞ってみても、無数に存在している。私は販売員に冗談っぽく言った。「私はただ、ぐしょぐしょの服を乾かしたいだけなのに」と。

 著者のバリー・シュワルツは、自分自身でコントロールすることの大切さを説きながら、過剰なまでに選択肢が存在することの逆効果についても紹介している。

 本書の冒頭からバリー・シュワルツは、とっつきやすく魅力的なエピソードを交えながら、劇的に増加した選択肢は、問題を解決するどころか、逆に大きな問題を引き起こしている、と主張を展開している。

 彼はジーンズを例に挙げて、過剰な選択肢について説明しているが、その他にも近所のスーパーマーケットにはクッキーが285種類並んでいる。チョコチップクッキーだけでも21種類ある。また、地元の電器店では電話一つをとっても85種類が取り揃えられている。ここには携帯電話が含まれていないことを考えると恐ろしいほど。いまや、大学の売店でさえ、知性を感じさせるちょっとしたショッピングモールのようになっている。

 平均的なアメリカ人は、教会へ行く回数よりも多く、そのショッピングモールに足を運ぶ。ショッピングモールの数は今や高校の数を上回る。しかし、人々にもたらす効用を調べた調査では、それだけ足を運ぶ食料雑貨の買い物はビリから2番目の効用(満足度)しかもたらしていない。

 人々が買い物に行く回数は増えているのに、楽しみや満足度が減っていることに本書の大きな主張が隠れている。この辺りの考察についても大変興味深い内容が紹介されているので一読の価値がり。

 本書によれば私は買い物の際に、あれこれ考え過ぎて多くの時間を浪費してしまうタイプの人間。実際、レストランに行って注文を決めることができず、20分程度かかってしまった経験もある(本書を読み終えた今は、少しましになっているが…)。

 この本が素晴らしいと思う点は、著者のバリー・シュワルツが最新の研究結果を組み合わせて、購買選択に関わるストレスを大きく軽減させる方法を紹介してくれる点にもある。選択肢の幅を管理できる数に制限すること。そして自制心を持って重要なものだけを選び、残りは捨ててしまうこと。最終的にすべき選択から、より大きな満足感を得る方法に至るまで、11段階の実用的なステップに分けて教えてくれる。

 そうそう、私はこの本のおかげで新しい乾燥機選びを比較的楽に終えることができた。服が乾いた時にシグナルで知らせてくれる。大容量で手動ダイヤル仕様なものがあれば十分だと気付くことができたから。

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購買選択の心理学

商品詳細
2014-10-07 | Posted in 未分類No Comments » 

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