選択肢があるのは全くないよりも良い。ただし、ある一定値を超え過剰になるとネガティブな影響を及ぼす。

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カスタマーレビュー

選択肢があるのは全くないよりも良い。ただし、ある一定値を超え過剰になるとネガティブな影響を及ぼす。

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★★★★★ 選択肢があるのは全くないよりも良い。ただし、ある一定値を超え過剰になるとネガティブな影響を及ぼす。
2005/07/29 By The Nerd
レビュー対象商品: 購買選択の心理学

 これは素晴らしい一冊。著者のバリー・シュワルツは、ある意味、私たちの社会に存在する聖域をぶち壊そうとしているのかもしれない。選択肢があればあるほど、人は豊かで幸せになるという理論に一石を投じようとしているのでは?とも思う。

 選択肢が多すぎることは、心理的な負荷を生む。著者の主張は「選択肢があるのは良いことであり、全く選択肢がないよりも良い。ただ、ある一定のラインを超えて選択肢が過剰になってしまうと、肉体的にも精神的にもネガティブな影響を及ぼしてしまう」という。

 本書を読み進めると、こういった問題に対して、著者が提唱する次のような対処法が分かる

1.たとえ選択の自由があったとしても、自主的に規制やルールを設けたほうが幸福度は高まる。

2.意思決定をする際には「最高の物」を追求するのではなく「十分良い物」を探すべきである。

3.決断に対する結果は、あまり期待しすぎないこと。

4.下した決断を覆さないこと。

5.他者の行動に注目しすぎないこと。

 冒頭から持論を展開したあと、著者のバリー・シュワルツは次からの40ページを割いて、文化が進むにつれて生活のほとんどの分野で選択肢が大きく増加したこと。そして、この選択肢の増加がすすむにつれて人々の生活に悪影響が出てきたことを説いている。個人的には、この説明は少々長すぎるように感じたので、半分くらいのページ数にまとめて欲しかった。まぁ、そうはいってもこの本はこの辺りから素晴らしくなっていく。

 総じて、この本は実験データに忠実に書かれており、非の打ち所のない理由付けもなされている。そして結末はあっと驚くものになっている。読者の考え方を大きく変えてしまう一冊。汝自身を知れ。

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購買選択の心理学

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2014-10-07 | Posted in 未分類No Comments » 

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