経営者として日々の仕事に忙殺されていること、仕事をより効率化できることも理解しているつもりだった

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経営者として日々の仕事に忙殺されていること、仕事をより効率化できることも理解しているつもりだった

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★★★★★ 経営者として日々の仕事に忙殺されていること、仕事をより効率化できることも理解しているつもりだった
2009/12/09 By Charles Ashbacher
レビュー対象商品: 社長の生産力を上げるシステム思考術

 経営者として日々、仕事に忙殺されていることには気づいていたし、何らかのアクションを起こせば仕事をもっと効率化できることはわかっているつもりだった。ただ、日々の業務に忙殺される毎日を送っていると、なかなかその改善に時間を割くことすらできなかった。不幸なことに、こういう状況に陥っている人は数多くいると思う。ただ、本書にも書かれているとおり、多くの場合、業務や仕事の効率が悪いことが原因で会社経営やシステム全体に大きな損害を与えることがある。

 著者のサム・カーペンターは自らの経営するセントラルという名の電話対応サービス会社で大失敗を犯した経験を持つ。悪い状況から抜けだそうと悪戦苦闘する会社で、週に100時間以上働く。それにも関わらず労働時間に見合った給与は取れない。こんな最悪な状況を解決するまでに10年をも費やしている。実際、サム・カーペンターの会社は何らか劇的な変化がなければ、倒産の一歩手前まで行っていた。

 この状況で経営者である彼がとった解決策は、“セントラル社を問題を抱える一つの大きなシステムだとみなす”こと。フィードバック機能を使って大掛かりな改善をし、時間をかけ、操作方法や作業手順を文書化し、オペレーションを全て見直す。こうすることで、セントラル社はサービスの質や量という点で劇的な改善が可能となった。

 また新入社員に対する管理手順をマニュアル化したことで、新規雇用者の室も改善される。従業員の歩留まりの良さや勤労意欲の向上にも繋がった。これらの改善によって会社としての売上や利益が増加しただけでなく、従業員や経営者としての彼の週労働時間もかなり減少した。文書化とマニュアル化をかなり推し進めた結果、平均勤務時間数は減少しているにも関わらず、週あたりの生産効率や品質は、今まで以上のものに向上させることができた。この本で語られるセントラル社でのサム・カーペンターの功績には尊敬の気持ちすら覚える。

 確かに彼が行った改善やシステム化というものは目新しいものではないかもしれない。実際、対戦勃発後のヨーロッパでは、工場労働者が長時間労働を行った結果、生産効率は目に見えて下がった。この時、取られた改善策こそ週あたりの労働時間をあえて制限し、生産効率を基の水準に戻すことだった。

 それでも私は、経営者としてこの本に書かれたアドバイスはとても理にかなった役立つものだと思った。自分の業務や日々の仕事内容をまずはきちんと理解すること。これが生産効率を改善する第一歩。そして、あらゆる操作手順や作業内容を可能な限り完全に文書化すること。そうやって、大きな改善が達成可能となる。あなたが会社経営者であれば、読むに値する一冊。

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社長の生産力を上げるシステム思考術

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2014-08-21 | Posted in 未分類No Comments » 

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