商品やサービスが団塊シニア世代向けでなくても、彼らをターゲットとして広告を配信し売り込みができる

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商品やサービスが団塊シニア世代向けでなくても、彼らをターゲットとして広告を配信し売り込みができる

 今日は「商品やサービスが団塊シニア世代向けでなくても、彼らをターゲットとして広告を配信し売り込みができる」です。

 Forbes.comのある記事からは、シニア世代の成人した子どもに対する援助の内容がわかる。金銭的な援助をするシニアの50%が子どもの家賃を払い、続いて生活費(食費、光熱費など)を払うシニアは48%、交通費41%、保険料35%、医療費28%、お小遣い29%である。

 マーケティングの観点からすると、このような状況にあるシニアは、本来なら自分のために買うことのない商品やサービスを購入するか、購入する可能性があり、同じ製品やサービスを複数の業者から購入する可能性さえあることを見逃してはならない。

 例えば、シニアは成人した子どもを携帯電話会社、ジムやフィットネスクラブ、カイロプラクティックのファミリー・プランに一緒に加入させようとするだろうし、自分の家と娘や息子の家の両方のために掃除のサービスを頼み、1つではなく2つの世帯分の買い物をするためにコストコの会員になったり、再入会したりする。

 最近ではGoogle、Yahoo!、Facebookなどでかなり条件を詳細に設定できる(ターゲティングできる)ウェブ広告の配信ができるようになりました。私自身、年齢や性別、それ以外の興味関心などで詳細にターゲットを絞り込めるこれらの広告をよく使います。

 たいていは自社の理想顧客やペルソナ(企業が提供する製品・サービスのもっとも重要で象徴的なユーザモデルのこと)に近い人々を想定して広告のターゲットとします。既存顧客がいれば、彼らの共通点が広告を配信するうえでの絞り込み条件になるでしょう。まっさらなビジネスであればいくつかの仮説を立てながら暫定的な最適解(のターゲティングや絞り込み条件)を探していくことになります。

 ただ、ここで重要なのは、たとえあなたが販売している商品やサービスが団塊シニアやシニア世代に向けたものでなくても、彼らをターゲットとして広告を配信し、売り込みができるということです。

 若い女性を対象にした商品やサービスを提供しているとしても、その女性の身内にいるシニア世代が、娘や孫娘のためにあなたの商品やサービスを代わりに購入するかもしれません。あるいは大学生相手のビジネスモデルだとしても、実際に支払いをするのは、その学生の祖父や祖母だということだってあり得るのです。

 真っ直ぐに若い女性や大学生相手に広告を配信すれば、競合過多なレッドオーシャンな市場でも、切り口を変え、訴求する相手を変えれば、同じ商品やサービスだとしても一気にブルーオーシャンな市場に変えることも可能です。あるいは、購買力のある団塊シニア世代を対象とすることで、高額商品をオファーしたり、クロスセルをして顧客単価を上げることも可能になるかもしれません。

 あなたの商品やサービスの中に、代わりにシニア世代がまとめ買いしてくれるようなものはあるかどうか、よく考えてみる必要があるかもしれませんね。

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団塊シニアマーケティング容赦なき戦略

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2014-11-18 | Posted in 未分類No Comments » 

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