団塊シニアへの売り込みに最も成功しているのはオンラインでなく、新聞や雑誌等のオフラインメディア。

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団塊シニアへの売り込みに最も成功しているのはオンラインでなく、新聞や雑誌等のオフラインメディア。

 今日は「団塊シニアへの売り込みに最も成功しているのはオンラインでなく、新聞や雑誌等のオフラインメディア。」です。

 無理からぬことながら、マーケティング担当者はオフライン・メディアを顧みずに、しきりにオンライン・メディアの方を選びたがる。だがあいにく、「現場で」団塊シニアへの売り込みに最も成功している人々の実体験、ならびにその人たちの成果を綿密に調べて判明した事実は、これからもオフライン・メディアに注目し、オフライン・メディアへのマーケティング投資を重視せよと教えている。(中略)

 インタビューを通じて、どのような方法で顧客が集められ、どのような手段を通じて顧客がその金融サービス会社の存在を知り、興味を持ったかが明らかになった。34%の顧客が口コミ― 家族や友人、同業者との会話― を挙げ、口コミによって具体的な推薦や積極的な紹介が得られたと述べた。

 それとほぼ同じ33%が、その会社の公開啓発セミナーやワークショップへの参加を促すオフライン・メディア広告やダイレクト・メールと答えた。

 自分自身もそうですが、普段インターネットを主戦場としてマーケティングしている人間にとっては、どんな課題に対しても、ついついオンライン上のマーケティングを当てはめようとしがちです。でもこれはアブラハム・マズローが言うところのハンマーを持つ人には、すべてが釘に見える(If all you have is a hammer, everything looks like a nail.)に陥りかねません。この言葉は、“自分が持っている手段に固執することを戒めたもの”。ハンマー(という解決方法)を持っている人は、ついつい全ての釘(問題)をハンマーで解決しようとしてしまいます。

 でも、本書にもある通り、シニア世代というのはかなりの割合でオフラインの広告を参考にしています。オフラインの雑誌や新聞を一切読まずに、スマホ片手にスクロールし続けるティーン世代がいるのと同じように、スマホもPCも持たずに新聞や雑誌といったオフラインの媒体しか手にしないシニア世代も多く存在します。だからこそ、シニア世代をターゲットにした商品はオフラインの広告にも力を入れることを忘れてはいけません。また、そうすることで他のオンライン重視のマーケターが取りこぼしている部分を狙うことができます。

 実際に私自身も広告やクリエイティブ、マーケティングの切り口を見つける際にはオフラインの媒体(や掲載されている広告)を参考にします。インターネットでの集客に慣れているマーケターは、つい全てをインターネットで完結しようと考えがちです。でも、立ち止まってオフラインの媒体を手に取る。週刊誌のあいだで特集されている商品やサービスの広告を見る。そうすると、オンライン上でそのまま使えるコピーや切り口、ニッチでガラ空きなキーワードが見つかったりします。

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団塊シニアマーケティング容赦なき戦略

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2014-11-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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